応募者のNezu Yukoさんは、ファンタジーの世界観を具現化する作品を創りました。タイサンボクの花に、妖精のシルエットを印刷します。妖精のシルエットを印刷することで、花の周りを妖精が飛んでいる様子を表現しています。

Nezu Yukoさんは、植物に「影」を印刷するという新しい概念を生み出しました。この印刷表現は、対象自体を植物に印刷するという既成概念を超えています。間接的に妖精の姿を想起できるような豊かなストーリーと創造性があります。Nezu Yukoさんは、ファンタジー小説を読むことが好きで、妖精が本当にいたら良いなと思っていた頃のご自身にインスピレーションを得ました。この素敵なアイディアを2024年のAWARDに選ばせていただきました。
Nezu Yukoさんは、デザイナーとして活躍されています。
実際に花に印刷した写真について、2025年春にSPECIAL FLOWER COMPANYで発表予定です。