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電子申請とは|利用率・メリット・コスト

特許庁への手続きを代理人に依頼せず、自社で進める「内製」を検討している中小企業の担当者や実務家にとって、電子申請の導入は業務効率化とコスト削減の第一歩となります。本ページでは、特許庁への手続きを自分でたどれるように、電子申請の概要や利用率、導入のメリット、発生するコスト、そして事前準備に必要なパソコンの環境整備や識別番号の取得、商業登記電子証明書、支払方法、発送書類の受領といった各プロセスの基本的な考え方を解説します。具体的な手順や最新の要件については、特許庁の最新の案内を確認してください。

電子申請の概要と導入のメリット・コスト

特許庁への手続方法には、電子申請と書面申請があります。現在は多くの手続きにおいて電子申請が活用されており、その利用率は非常に高い水準にあります。電子申請を導入することには、以下のような数多くのメリットがあります。

  • 迅速な出願や申請:オンラインで直接データを送信できるため、手続きが迅速に完了します。
  • 申請料金が安くなる:書面申請に比べて費用を抑えることができます。ただし、具体的な料金や削減額については、手続きの種類や時期によって異なるため、特許庁の最新の案内を確認してください。
  • 特許庁からの発送書類を電子データで受領できる:郵送を待つことなく、オンライン上で素早く書類を確認できます。
  • 受領記録を追跡できる:申請が正しく受理されたかどうかの記録をシステム上で追跡できるため、確実な管理が可能です。

一方で、電子申請を導入するためには初期費用や管理のためのコストが発生します。具体的な電子申請のコスト、機器の購入費用などについては、特許庁の最新の案内を確認してください。

電子申請を始めるためのパソコン環境の準備

電子申請を自分で行うためには、事前に必要な環境を整える必要があります。準備の手順は以下の通りです。

用意するもの

電子申請を行うにあたっては、以下の機器や資材を揃える必要があります。

  • コンピューター:電子出願ソフトが動作するパソコンを用意します。
  • Mac を使う場合の注意点:Macを利用して申請を行う場合には、動作環境や対応ソフトに特定の注意点があります。詳細な動作環境は、特許庁の最新の案内を確認してください。
  • マイナンバーカード、商業登記電子証明書:本人確認や申請の安全性を担保するために必要となります。
  • 必要な IC カードリーダー:カードの読み取りに対応した機器が必要です。
  • 支払手段:手数料などを納付するための手段を確保します。

電子出願ソフトサポートサイトの活用

これらの準備においては、「電子出願ソフトサポートサイト」が用意されています。サポートサイトでは、導入に向けた各ステップのヒントが掲載されているほか、不明な点を相談できる電話相談窓口も設置されています。具体的な連絡先や利用方法については、特許庁の最新の案内を確認してください。

識別番号の取得と商業登記電子証明書の管理

電子申請を進めるためには、特許庁から「識別番号」を取得し、安全な証明書環境を整備する必要があります。

識別番号とは

識別番号とは、特許庁への申請者を識別するための固有の番号です。取得および登録方法には、以下の2つの形式があります。

  • IC カード形式:ICカードを用いて識別番号を取得・登録する方法です。
  • ファイル形式:電子ファイルを用いて識別番号を取得・登録する方法です。

それぞれの詳しい申請手順や必要書類については、特許庁の最新の案内を確認してください。

商業登記電子証明書

法人の場合は、商業登記電子証明書を取得することが推奨されます。

  • 証明書のメリット:法人としての身元を確実に証明し、安全な取引や申請を可能にします。
  • 証明書のコストと取得方法:取得にかかる費用や、具体的な手続き方法、取得のヒントについては、特許庁の最新の案内を確認してください。
  • ガバナンスとマスターデータの管理:商業登記電子証明書には、ファイルタイプとカードタイプがあり、それぞれにおけるガバナンス(管理体制)の構築が必要です。証明書ファイルの管理方法や、万が一証明書ファイルを漏洩した場合の対応についても、事前に対策を講じておく必要があります。漏洩時の詳細な手続きは、特許庁の最新の案内を確認してください。

手数料の支払方法と発送書類の受領手順

電子申請における手数料の支払いと、特許庁から送られてくる書類の受け取り方法についても事前に確認が必要です。

支払方法の種類と時期

手数料の支払方法には、様々な最新の方式が用意されています。支払時期は大きく分けて以下の2種類があります。

  • 支払時期が、特許庁への手続直後〜後日であるもの
  • 支払時期が、特許庁への各手続前であるもの

また、納付状況を全案件一覧して確認し、CSVファイルをダウンロードする機能が提供されている支払方法もあれば、各案件番号とともに一覧して確認ができない支払方法、そもそも一覧表示ができない支払方法もあります。最新の納付照会機能の詳細や利用可能な支払方法については、特許庁の最新の案内を確認してください。

発送書類の受領

特許庁から発送される書類は、「オンライン受領」と「書面受領」のいずれかを選択できます。受領方法の初期選択や、後からの受領方法の変更手続きが可能です。

  • オンライン受領の方法:受領手順に従い、電子データとして受領します。発送書類の受領日や、「経過到達」と呼ばれる仕組み、およびその対策についても把握しておく必要があります。オンライン受領には、迅速に確認できるメリットがある一方、システム環境の維持などのデメリットもあります。
  • 書面受領の方法:郵送等による書面での受領方法です。発送書類の受領日の考え方や、書面受領のメリット・デメリットが存在します。

それぞれの詳しい手順や、経過到達の具体的な定義・対策については、特許庁の最新の案内を確認してください。

電子申請と書面申請の比較

特許庁への手続方法には、電子申請のほかに「書面申請」があります。自分で手続きを行うにあたり、両者の違いを理解しておくことが大切です。

  • 特許庁窓口や書面送付での手続き:書面申請の場合、特許庁窓口へ直接赴くか、書面を送付して手続きを行います。窓口の受付時間や受付場所、受付スタンプの取り扱いには注意が必要です。また、国内出願関係書類や国際出願関係書類を送付する際には、推奨される送付方法や各種の注意点があります。
  • 電子化手数料の納付:書面で申請を行う場合、特許庁側でデータを電子化するための「電子化手数料」が発生します。電子化手数料払込用紙を用いた納付後の手順が必要となり、さらに「特許印紙」の購入と貼付が必要になるなど、電子申請に比べて手間と追加の費用がかかります。

このように、書面申請には特許印紙の購入や電子化手数料の納付といった手間が発生するため、自分で手続きを進める実務家や中小企業にとっては、電子申請を導入する方が中長期的なコストや手間の削減につながります。詳しい手数料や手続きの詳細は、特許庁の最新の案内を確認してください。

自社での内製と費用の削減

自分で手続きを行う「内製」や、各種制度を活用することで、知財関連の費用を大幅に削減することができます。

  • 助成事業の活用:中小企業向けに、様々な助成事業が提供されています。助成事業を検索し、自社が「中小企業者」の定義に合致するか確認しましょう。採択日・申請日・発注日の前後関係、申請の遅延リスク、実際に補助を受けるまでに期間を要すること、申請にかかる人的コスト、補助の上限などを総合的に判断する必要があります。
  • 海外知財活用支援事業:海外への出願や知財活用を支援する事業もあります。助成対象経費や申請要件、人的コスト、補助の上限は制度ごとに異なるため注意が必要です。
  • 減免制度の利用:特許庁では、特許・実用新案、意匠・商標について、最新の減免制度を提供しています。対象者や減免の受け方、注意点については細かく規定されています。
  • 内製のメリットと適した分野:代理人に頼まず自社で手続きを内製することには、コストカット、作業の速さ、自社内の知財に関する質の向上といったメリットがあります。特に「権利維持のための登録料の納付」「意匠登録出願」「商標登録出願」は内製がしやすい分野とされています。一方で、「特許出願の請求項の設計」「特許出願の中間対応」「争訟」「知的財産の上流戦略」などは、専門的な訓練が必要な分野です。

これらの減免制度の要件や助成金の内容については、特許庁の最新の案内を確認してください。

よくある質問

Q. 電子申請を導入する場合、どのようなコストがかかりますか?

A. パソコンなどのコンピューター機器、マイナンバーカードや商業登記電子証明書、対応するICカードリーダーなどの準備費用が必要です。また、支払方法に応じた手数料や、電子申請システムの維持に関連するコストが発生する場合があります。具体的な金額や内訳については、特許庁の最新の案内を確認してください。

Q. パソコンの準備や電子出願ソフトの設定で困ったときはどうすればよいですか?

A. 「電子出願ソフトサポートサイト」に、各導入ステップにおけるヒントや、困ったときの電話相談窓口の案内が掲載されています。具体的な問い合わせ先や受付時間などについては、特許庁の最新の案内を確認してください。

Q. 商業登記電子証明書のファイル形式を漏洩した場合はどうすればよいですか?

A. 万が一、証明書ファイルを漏洩してしまった場合は、速やかに対応を行う必要があります。具体的な漏洩時の対応手順やガバナンス上の措置については、特許庁の最新の案内を確認してください。

Q. 特許庁からの発送書類を書面ではなくオンラインで受領する際の注意点は何ですか?

A. オンライン受領の場合、迅速に書類を受け取れるメリットがありますが、受領手順を適切に行う必要があり、「経過到達」と呼ばれる仕組みへの対策も求められます。具体的な受領日や経過到達の対策については、特許庁の最新の案内を確認してください。

Q. 手数料の支払状況を一覧で確認することは可能ですか?

A. 支払方法によっては、全案件の納付状況を一覧して確認し、CSVファイルをダウンロードできる機能が用意されています。ただし、各案件番号とともに一覧確認ができない支払方法や、一覧表示自体に対応していない支払方法もあります。最新の納付照会機能がどの支払方法に対応しているかについては、特許庁の最新の案内を確認してください。

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