書面を送付して手続きする方法
特許庁へ提出する手続き書類を作成する際、正確な様式や記載ルールを事前に把握しておくことは、実務家や中小企業の担当者にとって手続きを円滑に進めるための重要なステップとなります。特許、実用新案、意匠、商標といった知的財産権の申請手続きには、権利種別を問わず共通する手続きや様式が存在します。最新のひな形を入手し、共通する記載ルールに従って書類を準備する手順を詳しく解説します。
申請書類のひな形と書き方ガイドの確認手順
特許庁に提出する申請書類のひな形は、時々改正されることがあります。手続きを行う際は、必ず最新のひな形を確認して作成を進める必要があります。ひな形の入手や書き方の確認は、以下の手順に沿ってウェブサイト上で行うことができます。
- サポートサイトの検索
検索エンジンで「電子出願ソフトサポートサイト」と検索するか、「https://www.pcinfo.jpo.go.jp/」を検索して該当のウェブサイトにアクセスします。 - 「申請書類の作成」メニューの選択
電子出願ソフトサポートサイトの上部にある紫色のバナーにおいて、最も左に配置されている「申請書類の作成」をクリックします。 - 目的に応じた機能の選択
「申請書類の作成」をクリックすると表示されるタブの左列から、用途に合わせて以下の機能を選択します。- ひな型より作成:すべての様式を一括でダウンロードしたい場合にクリックします。インターネット出願ソフトを用いた、電子出願用のひな型(Windows版)をダウンロードすることが可能です。
- 書き方ガイド:各様式の内容を閲覧したい場合にクリックします。クリック後に表示される画面で「申請書類の書き方ガイド」をクリックすると、すべての書式をブラウジングできます。各手続きの項目のリンクをクリックすることで、書き方の詳解や注意点を閲覧できます。
ひな形の最新状況や各手続きの詳細について不明な点がある場合は、特許庁の最新の案内を確認してください。
ブラウザ上で書類を作成する「さくっと書類作成」の利用
申請書類を作成する方法として、ブラウザの画面上で直接入力を行って作成できる機能が提供されています。
「さくっと書類作成」のアクセス手順と特徴
電子出願ソフトサポートサイトの上部紫色バナーの最も左にある「申請書類の作成」をクリックした後、表示されたタブの左列にある「さくっと書類作成」をクリックします。
- 機能の特徴:ブラウザの画面に入力するだけで、電子出願用の一部の書類を作成することができます。
- 対応ブラウザ:Windows版のGoogle Chrome、またはMicrosoft Edgeに対応しています。
すべての書類が「さくっと書類作成」に対応しているわけではないため、作成対象の書類が対応しているかや詳細な利用環境については、特許庁の最新の案内を確認してください。
申請書類における共通様式と申請者欄の記載ルール
特許・実用新案・意匠・商標の申請書類には、権利の種類を問わず共通する部分が存在します。共通する記載事項についてあらかじめ作成して保存しておくと、以後の書類作成を効率的に進めることができます。
申請者欄の項目名と記載内容
申請書類の中で申請者を記載する部分は共通の様式となっています。項目名は、手続きする書類の属性に応じて以下のように変化します。
- 【特許出願人】
- 【補正をする者】
- 【納付者】
書類によってこれらの項目名は変化しますが、出願人が同一であれば記載する具体的な内容はほぼ同じになります。
個人と法人それぞれの記載項目
申請者が個人であるか法人であるかによって、記載すべき必須項目が異なります。
- 個人の場合
【識別番号】と【氏名又は名称】を記録します。
(例)
【識別番号】 300000001
【氏名又は名称】 井澤佑斗 - 法人の場合
個人の記載項目である【識別番号】と【氏名又は名称】に加え、【代表者】の氏名を記録します。
識別番号の取り扱いや具体的な記載方法に関して判断がつかない場合は、特許庁の最新の案内を確認してください。
よくある質問
申請書類のひな形はどこから入手できますか?
特許庁のホームページからダウンロードできます。検索エンジンで「電子出願ソフトサポートサイト」または「https://www.pcinfo.jpo.go.jp/」を検索し、上部の紫色バナーの最も左にある「申請書類の作成」から「ひな型より作成」を選択することで、インターネット出願ソフトを用いた電子出願用のひな型(Windows版)を一括ダウンロードできます。ひな形は時々改正されることがあるため、最新のひな形を確認してください。
各申請書類の詳しい書き方や注意点はどこで確認できますか?
電子出願ソフトサポートサイトの「申請書類の作成」タブ左列にある「書き方ガイド」をクリックし、現れた画面の「申請書類の書き方ガイド」をクリックすることで、すべての書式をブラウジングできます。各手続きの項目のリンクをクリックすると、書き方の詳解や注意点を閲覧できます。
「さくっと書類作成」はどのような環境で利用できますか?
「さくっと書類作成」は、Windows版のGoogle ChromeまたはMicrosoft Edgeに対応しています。ブラウザの画面に入力するだけで電子出願用の一部の書類を作成することが可能です。
法人が申請者となる場合、個人と比べてどのような項目を追加する必要がありますか?
個人の場合は【識別番号】と【氏名又は名称】を記録しますが、法人の場合はこれらに加えて【代表者】の氏名を記録する必要があります。
申請者欄の項目名はどの書類でも同じですか?
書類の属性によって項目名は変化します。例えば【特許出願人】、【補正をする者】、【納付者】などの項目名が用いられますが、出願人が同一であれば書く内容はほぼ同じです。
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