top of page
< Back

拒絶理由通知書が届いたら

拒絶理由通知書とは何か

特許出願を行うと、特許庁の審査官が審査基準に基づいて書類のチェックを行います。審査基準を満たしていないと判断された場合、その理由とともに「拒絶理由通知書」という書類が出願人に送付されます。この書類は、業界では「オフィスアクション」や「OA」と呼ばれることもあります。

拒絶理由通知書には、「特許法○条○項の規定により特許を受けることができない」という旨が記載されます。これがいわゆる拒絶理由です。審査基準を確認すると、通知された条文に対応する内容が掲載されています。まずは通知書の内容を精査し、指摘されたすべての拒絶理由を解消することを目指します。

手続補正書の準備と対応

拒絶理由通知を受け取った後、内容を解消するために必要となるのが「手続補正書」です。拒絶理由通知の中に、どのように補正すべきかという意見が審査官から付されている場合があります。その場合は、審査官の意見を参考にして、補正書を作成することになります。

ただし、補正の方向性について意見を述べるかどうかは審査官の裁量です。意見が付されないケースも多々あります。その場合は、自らで拒絶理由を解消するための補正内容を検討しなければなりません。審査基準の詳細については、特許庁が公開している審査基準の関連資料もあわせて参照してください。

審査官の指摘を解消する重要性

拒絶理由通知書には、なぜ特許を受けることができないのかという明確な理由が示されています。審査基準に照らし合わせながら、どの項目で指摘を受けているのかを確認することが、権利化に向けた第一歩です。

補正の対象となる書類は、当初提出した出願書類の内容に基づいて検討を進めます。要約書や図面などを含め、必要に応じて適切な補正を行うことで、拒絶理由の解消を図ります。なお、補正の手続きや料金、期限、具体的な条文の解釈などの最新情報については、必ず特許庁の最新の案内を確認してください。制度は改訂される可能性があるため、常に正確な情報を参照することが重要です。

よくある質問

拒絶理由通知書が届いたら、必ず補正書を出さなければなりませんか?

拒絶理由通知書は、あくまで審査の結果、拒絶理由が見つかったことを伝える書類です。その通知に対して、どのように反論や補正を行うかは出願人の判断となります。補正書を提出して拒絶理由を解消し、特許査定を目指すのが一般的な流れですが、拒絶理由の内容を十分に検討し、適切に対応を進めてください。

審査官の意見がない場合はどうすればよいですか?

審査官の意見が付されない場合であっても、拒絶理由を解消するために必要な補正は出願人自身で考えなければなりません。審査基準に基づき、拒絶理由となった条文の内容を確認し、どのように補正すればその理由をクリアできるかを慎重に検討してください。具体的な方針が定まらない場合は、特許庁の最新の案内や公式情報を確認してください。

特許の手続き一覧に戻る

あわせて確認したい手続き

bottom of page